不断の念仏と彫刻壁 – 帝釈天 Part.3

帝釈天は厳かなお堂のある寺です。

訪れる人は燭台に蝋燭を立て、拝観の座で静かに祈りを捧げていきます。

私も燭台の中腹に1本立ててきました。

奥では僧が絶えず念仏を捧げており、自然と頭が下がるような厳かさを感じます。

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お堂の周りを囲む廊下には三方に三枚ずつ九枚の彫刻壁があります。

どれも素晴らしく手が込んでいて、奥行きがある立体彫刻になっています。

非常に長い時間と信仰心の高さを感じる作品ばかりです。なかでも一番感じ入ったのは下の彫刻です。

修行する僧(右下)を阿修羅(左下)と天界人(上)が総勢で見守り祈りを捧げる様には何か暖かいものを感じます。

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